works

プランタがお手伝いさせていただいた庭をいくつか。

category

planta
高山の庭

gallery

高山の庭

庭をつくる場合、すでに引っ越しも終わっていて生活がはじまっている場合も多いです。

「おはようございます」から始まり、「今日は失礼します」で終わる1日の間に、挨拶以外にもいろんな話をすることも多くなります。
つくるところを見るということは、その庭を理解していただくにはいい機会でもありますから、ついつい説明に夢中になってしまうことも…
またこの庭の場合は家も近く子ども同士が友達だったので、庭をつくる隣で自分の子供が遊んでいるというなんだかほのぼのとした経験をさせてもらいました。

1日1日と庭が出来ていくところを見ているのは楽しいものだと思います。とくに樹や草花を植える時なんかは、朝と夕方ですっかり景色が変わるので見ものです。
三松の庭

gallery

三松の庭

玄関までのアプローチ周りの庭。

前庭ともよばれるこのスペースは車や人の動線がスムーズかといった機能性と共に、建物をより魅力的に見せることも重要な役割です。

そしてなにより、日々の生活のなかでも目にする機会が多い庭でもあります。
仕事や学校に行く時、買い物にでかける時、帰ってきた時、そして近所の人やお友達など。
目にする機会が多い分「花が咲いた!」だけでない草木のささやかな変化にも気づくことができると思います。
個人的には、春の雨が降るごとに伸びる草木のすがたには心が躍ります。
御所の庭

gallery

御所の庭

古い家や既存の庭がある場合には、なにか残せるものや使えるものを探します。
使われていない板石や石臼、剪定の仕方や場所を変えるだけで見ちがえる樹など、まずは宝探しです。
この庭の場合は母屋の改修の際に出た古瓦がそうでした。瓦の真っ直ぐな小端面だけを使うことであまり装飾的にならずに使えたと思います。

その後、残った瓦で施主の息子さんがピザ釜をつくられました。そんな使い方もあるのだと教えていただきました。
朱雀の庭

gallery

朱雀の庭

この家では中庭へ向いて大きな窓がとられています。

どの部屋からも中庭が見えるので、建物のプランと並行して庭のプランを行うことになりました。
おかげで、庭への出入りや使い勝手が良いようにと、建物にもいろいろと手を加えていただくことができました。

見る機会が多く、使い勝手のいい庭は、しぜんと庭に出る機会も多くなるだろうと。
それも、庭を楽しんでもらうためにデザインが用意できることのひとつです。
plantaの庭

gallery

plantaの庭

百聞は一見に如かずと言いますが、「プランタのつくった庭を見てもらえる場所がほしい」という思いと、「庭のある暮らしを実践してみる」という決意からこの庭づくりはスタートしました。そして「一見」どころか毎日見ている僕にとってこの庭は、欠かせない情報源となり、いろんな「はじめて」を試せる実験場となっています。

「お手入れ大変ね」とよく声をかけられますが、確かにやる事はいっぱいあります。その事を教えてくれたのはこの庭ですし、その楽しみも教えてくれました。
おかげでONもOFFも庭ばかりですが。

ご興味を持たれた方はご連絡ください。是非「一見」しに来てくださいね。