works

– house –

category

planta
天理小路の庭

gallery

天理小路の庭

開け放たれた窓から何が見えるのか。
住宅の庭に求められる要素はいくつかありますが「窓」から何が見えるかは、大事な要素です。
建物をどう見せるかも重要ですが、建物の中から見える景色は住み手には大切な視点です。当然その景色には庭だけでなく周辺環境も関わってきます。
何を隠して、何を見せるのか。それは建物のプランとも密接にかかわってくることですから、まずは建物の特性を知ることから始めます。住み手や建築家や建物の作り手がこだわる焦点と、庭づくりがうまく重なることで「暮らしの風景」の一部になれればと思いながら。

だから晴れた朝には、窓を開け放してほしいと思うのです。

撮影:笹の倉舎/笹倉洋平
恋野の庭

gallery

恋野の庭

庭で過ごす時間。といってもいろんな時間があります。
せっせと庭仕事をする時間。のんびりとお茶する時間。ご近所さんと立ち話する時間。
友達を呼んでバーベキューする時間。ただただぼーっとする時間。など。
だけども庭は「外」にあるので、何をするにも良い季節や時期は短かったりします。
新緑も美しい春の日はポカポカと気持ちのいいものですが、日が傾くと途端に肌寒いということはよくあります。

この庭では、庭で過ごす時間や機会を増やすためのひとつの答えとして「外暖炉」をつくることにしました。
夜の庭で過ごす時間。お酒なんか飲みながら。そんな時間もありますよ。
no.11の庭

gallery

no.11の庭

集合住宅では住戸部分はそれぞれの専有部分となりますが、庭は共用部分なので「みんなの庭」ということになります。前庭はみんなを迎える顔ともいえる部分ですし、みんなの玄関にもなります。
さらに今回は中庭のある計画だったので、みんなの中庭は通り過ぎるだけの庭ではなく、テーブルやイスを置いて過ごせる場所をつくることにしました。(写真ではまだ置いていません…)

集合住宅ではお隣さんと顔をあわせたくないということもありますが、文字通り集まって住むわけですから個人住宅では得難い暮らし方も経験をしてほしいとも思います。
高山の庭

gallery

高山の庭

庭をつくる場合、すでに引っ越しも終わっていて生活がはじまっている場合も多いです。

「おはようございます」から始まり、「今日は失礼します」で終わる1日の間に、挨拶以外にもいろんな話をすることも多くなります。
つくるところを見るということは、その庭を理解していただくにはいい機会でもありますから、ついつい説明に夢中になってしまうことも…
またこの庭の場合は家も近く子ども同士が友達だったので、庭をつくる隣で自分の子供が遊んでいるというなんだかほのぼのとした経験をさせてもらいました。

1日1日と庭が出来ていくところを見ているのは楽しいものだと思います。とくに樹や草花を植える時なんかは、朝と夕方ですっかり景色が変わるので見ものです。
三松の庭

gallery

三松の庭

玄関までのアプローチ周りの庭。

前庭ともよばれるこのスペースは車や人の動線がスムーズかといった機能性と共に、建物をより魅力的に見せることも重要な役割です。

そしてなにより、日々の生活のなかでも目にする機会が多い庭でもあります。
仕事や学校に行く時、買い物にでかける時、帰ってきた時、そして近所の人やお友達など。
目にする機会が多い分「花が咲いた!」だけでない草木のささやかな変化にも気づくことができると思います。
個人的には、春の雨が降るごとに伸びる草木のすがたには心が躍ります。
御所の庭

gallery

御所の庭

古い家や既存の庭がある場合には、なにか残せるものや使えるものを探します。
使われていない板石や石臼、剪定の仕方や場所を変えるだけで見ちがえる樹など、まずは宝探しです。
この庭の場合は母屋の改修の際に出た古瓦がそうでした。瓦の真っ直ぐな小端面だけを使うことであまり装飾的にならずに使えたと思います。

その後、残った瓦で施主の息子さんがピザ釜をつくられました。そんな使い方もあるのだと教えていただきました。
朱雀の庭

gallery

朱雀の庭

この家では中庭へ向いて大きな窓がとられています。

どの部屋からも中庭が見えるので、建物のプランと並行して庭のプランを行うことになりました。
おかげで、庭への出入りや使い勝手が良いようにと、建物にもいろいろと手を加えていただくことができました。

見る機会が多く、使い勝手のいい庭は、しぜんと庭に出る機会も多くなるだろうと。
それも、庭を楽しんでもらうためにデザインが用意できることのひとつです。
plantaの庭

gallery

plantaの庭

百聞は一見に如かずと言いますが、「プランタのつくった庭を見てもらえる場所がほしい」という思いと、「庭のある暮らしを実践してみる」という決意からこの庭づくりはスタートしました。そして「一見」どころか毎日見ている僕にとってこの庭は、欠かせない情報源となり、いろんな「はじめて」を試せる実験場となっています。

「お手入れ大変ね」とよく声をかけられますが、確かにやる事はいっぱいあります。その事を教えてくれたのはこの庭ですし、その楽しみも教えてくれました。
おかげでONもOFFも庭ばかりですが。

ご興味を持たれた方はご連絡ください。是非「一見」しに来てくださいね。